こちらは旧HPです。
2018年度以降の活動はこちらをご覧ください。
https://takamura-lab.amebaownd.com/




    




  
活動日記            

2017年12月20日(水)
高村研究室 忘年会

今年は四年生の戸田君が幹事で、忘年会が行われました。
卒業設計で忙しい中、ありがとうございます。

三年生にとっては、高村研として初めての行事でしたが、研究室の修士、四年生と親睦を深められたと思います。
今年も個性ある三年生が入ってきたので、来年から楽しみです。
OB
OGの皆様もたくさんお越しいただいたので、今年もかなりの人数が集まりました。
楽しくお酒を飲むことができ、良い形で2017年を締めくくることができました。

皆さん、お集まりいただきありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

M1  中原

2017年11月17日(金)
卒業論文 ファイナル
今年も卒業論文の時期がやってきました。
4年生はゼミが始まってから10ヶ月の間、今まで研究していたものの集大成です.

論文タイトルは以下の通りです。
========================================================================================
石塚 夕海   日本型集落再生の可能性-アルベルゴ・ディフーゾとの比較-
小野寺 慧   オーセンティシティーの妥当性-佐原重要伝統的建造物郡保存地区を対象に-
木梨 小春   東京における雑居ビル郡の積層空間-銀座、新宿から見る東京の固有性-
熊切 健     鎌倉谷戸の空間と時間
塩川 瑞実   遊興空間としての江戸東京の寺社境内
鈴木 万里奈  「Hanako」からみる吉祥寺の魅力
戸田 有亮   根津旧藍染町まち・たてもの・ひと物語
名島 拓哉   人工減少社会における首都圏の未来
畠山 望美   現代都市東京に生きる江戸の庭園
平生 愛果   草津温泉街の変遷から見る観光地の復活
堀口 紗希   基層構造から読み解く牛久の景観構造
吉川 実紀子 新潟市・古町の路地空間
========================================================================================
今年は都市を読み込む論文が多かったですが、聞いている側としては一度に様々な都市の特徴を知り、比較することができたので勉強になりました。


また、今年は建築研究賞発表会に塩川さんと戸田君が選出されました。
塩川さんは巫女の衣装、戸田君は半被を着て発表し、会場を盛り上げていました。

4年生のみさなんおつかれさまでした!!


M1 中原
2017年9月11日(月)
中国調査(北京)
9月11日から14日、中国科学院大学の建築研究所と北京に合同調査を行いました。
今回のターゲットは、北京の社会主義時期の集合住宅。
最初の二日間に、三里河、真武廟、百万荘、国家紡績工場、
福绥境ビル合計五ヶ所を調査しました。
 
y       百万荘の幹部用住宅(申区)               住宅地内に囲まれる緑

中国科学院大学の皆さんと英語でコミュニケーションをとりながら仲良くなって、いろいろ助けてくれました。
その四日間、高村研の皆は中華食べ過ぎや体調不良で、倒れた人がいったけど、最後復活してよかった!
短い間ですが、13日全員が必死に実測して、予定通りに発表してきました。
高村先生と中国科学院大学の張先生、清華大学の許先生から非常に貴重なアドバイスをいただきました。



その後、修士と四年生たちは北京で建築観光をしました。
レムの中国中央電視台本部ビル、ザハの銀河SOHO、山本理顕の建外SOHOなどの現代建築と、今最も盛り上がっているいくつの胡同リノベーションを見に行きました。
 
      未来感溢れるザハの銀河SOHO              胡同リノベーション―南锣鼓巷

今回の北京調査は、中華満喫しても、大変なチャレンジと思います。
実測と街歩きによって、北京の都市文化と建築をいろいろ勉強になりました。
皆様が協力してくれて、自分の卒論の進捗もものすごく進みました。

一緒に調査へ同行してくれた高村先生とみなさま、ありがとうございました


M2 紹
2017年9月10日(日)
中国調査(大連)

今年も中国調査を実施しました。

まず、大連で去年調査した住宅を対象に実測を行いました。
高村研究室の皆さん以外、東京大学の包先生も参加しました。また大連理工大学からもご協力していただきました。

とてもハードな調査ですが、無事に終わりました。皆さん大変お疲れ様でした。
 

M2 

2017年7月24日(月)
日中合同ワークショップ

今年法政大学デザイン工学部と大連理工大学建築芸術学院と大学間交流プロジェクトを行いました。
その一環として、双方がフィールドワークの同じ課題に取り組み、都市や建築の歴史を考え、実測調査で得られた成果を発表しました。


発表後、大連理工大学の先生と学生を歓迎するレセプションも開けました。
ビールを飲みながら、発表の緊張感をほぐし皆さんが楽しく交流できました。


後日、よりフィールドワークで調査した場所を理解するために、皆さんが現地を見に行きました。
フィールドワークした学生たちの説明を聞きながら、実際に日本町の風景を体験できました。


両大学の学生にとって、とても楽しく有意義な二日間でした。


M2 

2017年7月10日(月)
学部4年生 ゼミ合宿!In北海道!

去年のゼミ合宿が沖縄ということで今年は北海道に行ってきました!

一日目は函館で卒論の発表会。からの~湯の川温泉!!

夕食のフランス料理、先生ご馳走さまでした!

二日目は札幌。

小樽観光しました!海&運河がキレイでした。

夜は先生のご実家近くでヤキトリ。

最高においしかったです!

あと、札幌らーめんも食べましたね。

遊んでばかりな気もしますが発表もちゃんとしましたよ!

楽しかったです。

皆さんお疲れさまでした!!

B4 戸田

2017年4月5日(水)
お花見
新学期となりました。今年も毎年恒例のお花見を行いました。
今年は天気も良く暖かい日が続き、訪れた時期がちょうど満開を迎えていました。
今年は13人もの四年生が研究室に加入したので、名前を覚えるのも大変です(笑)
四年生、院生を含めて親睦を深められる良い機会となりました。

その後は場所を移動して、先生のお誕生日をお祝いしました。
先生お誕生日おめでとうございます!

お花見も、二次会も四年生の高木君を中心に準備してもらい、とても楽しい一日を過ごすことができました。

M1 中原
2017年3月24日(金)
追いコン

今年も卒業の季節がやってまいりました。

謝恩会の会場は目黒の八芳園にて、行われました。
謝恩会幹事の廣瀬くんが主導となり、高村研の四年生が完璧な運びで謝恩会を盛り上げてくれました。

追いコンは三年生の戸田くんと畠山さんが幹事として、
会場のセッティングや卒業生へのプレゼントまで用意してくれました。

今年の卒業生は賑やかなメンバーが多いので、研究室も寂しくなります。

最後に、四年生と修士の皆さん、卒業おめでとうございます。
いつでも高村研に遊びに来てください!

2017年3月13日(月)
東京マップ2016
2016年度、「風土と建築」のマップを更新しました。
「風土と建築」は、学部2年生と修士1年生の授業が合同になったもので、
学部生がいくつかのグループに分かれ、そこに修士がアドバイザーとして加わるグループ形式で行います。

  

上記のようなマップを各グループ内で議論および調査研究を重ね作成していきます。
目標は東京マップ100!今年度も後期に力作が現れるのを期待します。

他作品など、詳しくは高村研HP内の下記URLからご覧ください。
http://takamura-lab.sakura.ne.jp/tokyomap2016.html

2016年12月21日(水)
忘年会

今年は四年生の近藤君が幹事で、忘年会が行われました。
卒業設計で忙しい中、ありがとうございます。

三年生にとっては、高村研として初めての行事で、今年はなんと三年生全員が来てくれました。
OB
OGの畑山さん、長友さんたちも来てくれたので、今年はかなりの人数が集まりました。
席もいっぱいだったので、熱気もすごかったです。楽しくお酒を飲むことができ、良い形で2016年を締めくくることができました。

皆さん、お集まりいただきありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

では、良いお年を。

2017年10月30日(月)
卒業論文 ファイナル
今年も卒業論文の時期がやってきました。
4年生はゼミが始まってから10ヶ月の間、今まで研究していたものの集大成です。
論文提出や審査会に向けて4年生が頑張っている様子を見て、去年思い出し懐かしく感じました。

論文タイトルは以下の通りです。
========================================================================================
岡部 隼輝   朱引・墨引から解読する江戸の悪所
近藤 順哉   海上都市広島の都市形成 -水の聖地と土地造成-
鈴木 義宗   小田原城下町の水の聖地と産業
高島 聡文   狭山茶畑の変遷から見る文化的景観
田村 翔梧   妖怪から読み解く都市史 -本所七不思議と地形・自然・空間-
中原 裕規   江戸の名古屋のまちづくり -聖地に始まる都市の形成-
西岡 杏海   本郷の旅館・朝陽館ものがたり
廣瀬 拓也   水都・沼津の水と景観
細川 士優斗  つくられた都市・観光化する京都
矢口 雄斗   水に囲繞される水戸 -聖地から解読する都市論-
========================================================================================
今年は都市を読み込む論文が多かったですが、聞いている側としては一度に様々な都市の特徴を知り、比較するkとができたので勉強になりました。

また、今年は建築研究賞発表会に近藤君が選出されました。
いつもはクールな近藤君ですが、この日は広島の発表とあって広島カープのユニフォームを着て、会場を沸かせていました。

4年生のみさなんおつかれさまでした!!

 

2016年9月5日(水)
中国東北(大連・瀋陽)調査
 今年の夏休みを利用して、研究室の皆さんと一緒に中国の東北に行ってきました。

中国東北地方は歴史的に見ても各国の植民支配を受け、複数の施政者が支配し、それに伴い多種多様な人種が居留をしていた。今回は大連と瀋陽にある日本人支配時代の集合住宅を対象としてフィールドワークを展開しました。

最初に大連国際空港に着いて、タクシーでホテルに行く途中に意外と短い距離だが、いくつかの大きな広場を見ました。
そして、普段中国の北の都市とは思わないぐらい緑が多いです。

大連の中心部にある中山広場や人民広場などの周りに当時日本人が造られた銀行やホテル、市役所などがいまだに残されています。それらの建物が重要文化財としてきれいに保存されながら、大手銀行や企業に借りて使用しています。
         

大連中山広場にある当時のヤマトホテル      大連中山広場にある当時の大連市役所
(現在もホテルとして使われている)
          (現在中国工商銀行です)



大連中山広場のパノラマ写真です


大連には20世紀初の時に建てられた公共建築が多く残されている一方、満鉄の社宅やアパートメントも思ったより残存しています。
今回見に行ったのは沙河口にある満鉄の社宅地区です。大連駅の西にある沙河口地区には、満鉄の鉄道用車両を作る工場があり、その工場の職員のために住宅を作ったと思われます。また、当時大連の中心部に離れていることから、この地区に学校や図書館、商業施設、お寺、神社まで生活に欠かせない建築を揃えました。実際に現地に見てみると、住棟間の距離が遠く、ブロックとブロックの間にも樹木が多く植えています。
道路も広く、真ん中に散歩用の細道が付いている緑道もあります。住宅のレベルも高く、当時にもすごく住環境のいい住宅街だと考えられます。

      

沙河口にあった満鉄社宅アパート         中庭の付いた階段式アパート


この地区の地形は坂地になっていて、低いところにお寺と集合住宅のアパートを配置しましたが、地形の高いところに学校と課長レベルの戸建て住宅を建てました。

          

管理層の戸建て住宅             当時沙河口小学校(現在は中学校)


大連にある満鉄の住宅や建築を見てわかるように、すごく質が高いものでした。
一方、当時の中国人エリアはどうなっていたでしょう。実際に見ると、日本人建築と比べると遜色しないくらいのいい建物が多いです。実は、私たちも当初ここが中国人エリアだとわかっていませんでした。

まず、道路のすぐそばにある建物です。このエリアの建物はほとんどこのような23階の煉瓦造です。

かつて“小崗子”と呼ばれたこの一帯は、ロシア~日本統治時代の中国人の居住エリアです。
主に山東省から大連に流入してくる労働者たちの暮らす地域でした。
現在は一般に「東関街」と呼ばれています。大連で最初に中国人自身の手でつくられた住宅街とも言えます。

このエリアに着いたとき、いきなり古い路面電車が走ってきました。この市内を走る路面電車は1909年日本統治時代に開通しました。車両は2色、赤と緑がありまして、当時緑の車両は日本人と一部の中国人しか乗れない電車であり、赤の車両は中国人専用だったそうです。

道を渡って、奥に入るとまるでタイムスリップしたかのようです。

  

日本統治時代、この一帯では中国人による商売も盛んで、町は賑わいを見せていたという。
大連の老舗と言える店は、皆この辺りが発祥の地でした。
しかし、残念ながらこのエリアは今年で全部取り壊し予定です。全然調査をしてないうちにもう壊すのはとてももったいないと思います。

このあたりには遊郭などもあったようです。

真剣に見ている三人(金谷さん撮影)


調査の後半は大連の北にある瀋陽市に移動しました。
瀋陽駅と中山広場とその周辺にある
1930年代の建物が保護対象として残されましたが、あまり状態が良くないと感じました。

昔の奉天駅を増築して現在も使われている瀋陽駅


瀋陽市はもともと奉天と呼ばれています。奉天は、満州最古の都で、かつて三重の城壁で囲まれていました。
満州国は奉天に大規模な都市建設を行い、城外と城内の区画整理が進められました。
近代地図と現代地図を比較してみるとわかるように、満州時代の街区がそのまま残されたが、当時の建物がほとんど建て替えられました。
また、瀋陽は近代から張作霖という軍閥が支配され、後から来た日本人も占領できる地区が限られていました。そのため、
1930年代の日本人が建設した建物が駅周辺の付属地に集中していたと思われます。
満鉄の社宅や住宅地があまり見ることができませんでしたが、張作霖の帥府や瀋陽故宮をしっかり見学できました。

瀋陽故宮の大正殿とその儀式の空間


今回の中国東北調査は、皆で毎日中国料理を食べて元気よく調査ができました。
いろいろ資料で得られない情報をフィールドワークに通じて手に入れ、とても有意義な調査だと思います。

一緒に調査へ同行してくれた高村先生をはじめとしたみなさまありがとうございました。

M2 常亜捷

2016年7月27日(水)
東京マップ
2015年度より、高村先生の授業で東京マップの作成を開始しました。
この授業「風土と建築」は、学部2年生と修士1年生の授業が合同になったもので、
学部生がいくつかのグループに分かれ、そこに修士がアドバイザーとして加わるグループ形式で行います。

  

上記のようなマップを各グループ内で議論および調査研究を重ね作成していきます。
目標は東京マップ100!今年度も後期に力作が現れるのを期待します。

他作品など、詳しくは高村研HP内の下記URLからご覧ください。
http://takamura-lab.sakura.ne.jp/tokyomap2015.html

2016年7月25日(月)
沖縄ゼミ合宿

7/19.20.21.22.23.24

卒業論文中間発表を兼ねたゼミ合宿が無事に終了しました。

今年はなんと、真夏の沖縄に行ってきました!

旅行気分の修士とは反対に、4年生は発表用の地図やパソコンを持参しながら緊張した面持ちで沖縄にやってきているようでした。

しかし、無事に発表を終えると、その後の飲み会では力が抜けたように沖縄の夜を満喫する姿が印象的でした。

もちろん首里城、中城城跡、中村家住宅や波上宮、普天間宮などの聖地などなどしっかりと見学もしてきました。

7月の沖縄はとにかく暑くて、常にお酒が飲みたくなる、そんな気分にさせられる場所でした。

4年生はぜひ今回の中間発表を生かして、卒業論文を仕上げていってほしいです!

M1内藤


2016年7月10日(日)
金谷さん BS朝日「百年名家」にて解説
博士課程の金谷匡高さんがBS朝日「百年名家」に出演しました。
今回は、昭島市の啓明学園北泉寮についての放送で、金谷さんが解説されました。

旧大名家屋敷「啓明学園 北泉寮」第1弾~鍋島家と三井家が繋ぐ歴史的学び舎~
第2弾にわたり解説されますので次回もお見逃しなく。


画像はBS朝日「百年名家」HP内の、下記URLよりお借りしています。
http://www.bs-asahi.co.jp/100nen/prg_128.html
 
2016年5月29日(日)
ウォークラリー2016in港区
毎年恒例のウォークラリーがやってまいりました。
今年は高村研は港区へ行ってきました。
スタート地点の蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)は、設計者・岡啓輔さん本人のセルフビルドであり、今なお建設中です。
30分ほど中を見せていただき、岡さんから非常に貴重なお話を伺うことが出来ました。一年生は今後
設計の授業が入ってきますが、柔軟に考えて伸びやかに考えて欲しいと思います。
そこからクウェート大使館・普連土学園を通り、さぬき会館まで行ってきました。
ゴール地点のパティオ広場では、近藤さんに解説を頂き集合写真を撮りました。
初夏の晴天にも恵まれ、いいウォークラリーになったと思います。
今回ご協力いただいた岡さんと近藤さん、ありがとうございました。

M1 露木優
 
2016年5月1日(日)
朝陽館実測調査
文京区本郷にある明治末期創業の老舗旅館「朝陽館本家」が惜しまれつつも3月末に廃業となりました。
7月の解体作業の前に、その貴重な歴史遺産を残すべく、宿主の種田さんや文京区ユースの栗生さんの協力のもと
高村研究室が実測調査をさせて頂くことになりました。


今回は、第一回目の調査として各部屋の展開図、庭の平面図の作成を主に行いました。
建物構成としては、3つの棟が廊下によって連結されており、上から見るとEの字型をして、その窪みの部分に庭が作られています。
3つの棟はそれぞれ造られた時代が異なり、建物内部にもそれを見ることができました。
また、全45部屋すべてで室内、天井、扉のしつらえが異なっており、
それぞれの部屋に込められた思いを感じながら実測調査をすることができました。
    

今回は高村研メンバーのほか、学部3年生の授業であるフィールドワークから8人が参加して下さり、計20名ほどで調査をさせて頂きました。
学部3年生にとっては初めての実測調査でしたが、先生や先輩方の熱心な指導の下、徐々に慣れていき逞しい姿を見せてくれました。

M1 内藤啓太


2016年4月5日(火)
東京人 2016年4月号
雑誌『東京人』2016年 4月号(2016/3/3発売)に、OGの奥富小夏さんの
「江戸の都市計画と廓建築。」が掲載されています!

4月号は遊郭に関する特集で、奥富さんは研究をされていた江戸の吉原についての文章を書かれています。

みなさん続きは書店にて!
『東京人 368号(2016年 4月号) 特集:江戸吉原 闇が生み出す江戸の虹』都市出版
p38~43頁「江戸の都市計画と廓建築。」
2016年3月24日(木)
卒業式 追いコン
3/24に卒業式が行われました。
高道さんが高村研初の博士号を取得し、卒業式では表彰されました。

   

学部謝恩会後には、高村研の追いコンが行われました!



高村先生、今年も一年間大変お世話になりました。
卒業生からのアルバム、プレゼントも喜んで頂けたようでよかったです。



卒業生の真野さんへのプレゼント、ブランケットは真野さんの手にかかればあっという間にこのように。(笑)

   

企画してくれた3年生のみなさん、ありがとうございました!


親身になって相談やアドバイスしてくださった先輩方、
大変だった卒業論文・設計を共に乗り越えた同期、
そしての時に厳しく、時にやさしく、時に面白く指導してくださった高村先生のおかげで楽しく充実したゼミ生活を送ることができました!
みなさん、本当にありがとうございました。


そして卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!

M1 岡室

2016年2月23日(火)
修士論文審査会
2015年度は3名の修士論文が提出されました。
タイトルは以下の通りです。
==============================================================================
真野 洋平   エチオピア・アジスアベバにおけるイタリア植民地計画
勝見 太貴   演能空間における謡と囃子の伝わり方 ―「弘化勧進能絵巻」復元研究―
橋爪 満帆   演能空間の構成とその理念 ―「弘化勧進能絵巻」復元研究―
 ==============================================================================

論文賞には橋爪さんが選ばれました!
修士論文となると、やはり研究の積み重ねの差を感じました。
橋爪さんは、研究内容ももちろんのこと能舞台のCGとシークエンス動画は教授陣からも評価が高かったです。

先輩方本当におつかれさまでした。
M1 林
2016年1月30日(土)
卒業設計
4年生にとっては卒論提出後からの、この3ヶ月。
本当にあっと言う間だったと思いますが、無事全員が卒業設計を提出することができました。

そして卒計ファイナリストには、
岡室さんが選ばれました、おめでとうございます!
岡室さんは、卒論の研究から引き続き、能舞台の設計を行いました。

講評会に向けて模型を新たに製作したり、パネルのブラッシュアップ等、
最後の最後までやることはたくさんでしたが、先生方からも意見が貰え、良い機会になったのではないでしょうか。
  

みなさんおつかれさまでした

M1 林
2015年12月26日(土)
忘年会&新歓
しばらく更新が滞っていましたが、
2015年の締めくくり、忘年会&新歓の記事です!

3年生12人が新たに加わり、新歓を兼ねた忘年会でした。
高村研に入ったばかりの3年生は研究テーマなどはこれからですが、みなさんがどんな研究を行うのか楽しみですね。
写真撮影のとき複数名どこかに行ってしまって人数が少ないものしかなかったのが残念ですが!
高村研のみなさん、来年度もよろしくお願いいたします!
2015年12月9日(水)
能研プロジェクト

高村研究室では、昨年からプロジェクトで能舞台の研究を行っています。
12月9日(水)の日経新聞に共同研究者の野上記念法政大学能楽研究所の記事が載りました。
記事には、私が作製したCGを掲載して頂きました!


(記事訂正:建築学部は、デザイン工学部建築学科の間違いです。)

2015年11月14日(土)
卒業論文 ファイナル
今年も4年生の卒業論文の提出が無事終わり、審査会の時期がやってまいりました。
4年生にとっては初めての論文であり、学部最後の集大成です!
フィールド調査を行いながら歴史的に研究を重ねる人、建築デザインについて研究を行う人、都市を対象とする人、復元研究などなど、今年もテーマが様々な高村研の論文でした。
では今年度の論文タイトルは以下の通りです。
==============================================================================
岩本栞   地質から解読する都市 ―長崎県島原市を事例として―
岡室舞   江戸の仮設の演能空間 ―「弘化勧進能絵巻」復元研究―
川田諒一  論考|石上純也
菅野葵   仮設住宅から見る暮らしの必須条件 

露木優   空港ターミナル建築の変遷
内藤啓太  日本建築における座敷と庭園の意味 ―寝殿から書院へ、景観から身体へ―

西田侑史  東京五輪が残す都市空間
西本哲也  心霊スポットから解読する都市史 ―八王子の自然と開発―
晝間大樹  戦後直後のレストランに見る建築デザインの意味
茂木大空  外国人居住に見る東京の地域形成
楊珈衣   台北2050都市計画分析 ―その背景と発展―

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建築研究賞には岡室さんが受賞されました。おめでとうございます!

岡室さんは論文と同時に大変だったと思いますが、復元模型の方も作製し、審査会に臨むことができました!

次はすぐ卒業設計が迫っていますが、ひとまず4年生のみなさん、本当にお疲れ様でした!

M1 林
2015年10月15日(木)~21(水)
中国調査


 
   

中国に行ってきた。今日では日本で暮らしていてもあらゆるかたちで「中国」が着色され、頭のなかを通過するけれども、それは距離のある考えの架設で、出向いて生身をさらすことは今までなかった。みたこと、いったことのない土地に訪れると、だいたいぼやけた感覚にながれこんでくる風俗をもってそこの空気にふれる。ただ、飛行機に乗っているとそんな触覚は機能しない。そして、着いた杭州の空港は霞んでいて人もほとんどいない味気ない場所だった。  

そこからタクシーを拾い市街に向かう途中、流れてくる外を車内からしかたなく眺めていると、似たような形式の三、四階建ての建物が、ぽつり、ぽつり、と並びはじめた。それらには特殊な鮮明さの色調が散りばめられていてコッテリとしていた。3つの縦に長い立方体が横に並んでひとつのものになっていて、サンカクの物体がそれぞれの柱頭を飾るように乗せてある。そんな建物がぞくぞくと目の前を通過し、また流れていった。運転手が言うには、空港と市街のあいだのこの地域は農村であり、ここに住んでいる農民は、近年の政府の開発のために土地を貸すか売るかして潤いを得たらしい。利便性を求め、旧い家屋を取り壊し、このような建物をこぞってたてたのだろう。そんななかでできたのが、平野のなかで乱雑に散っている緑や田畑に囲われて縦長の可愛らしい家がたちつづく風景だった。  

車内から見た予期しない偶然の光景は笑いを誘った。ただ、大体は、こんな風景は陳腐なものだとして一蹴されるのだろう。しかし、私にとって、その笑いはそんな冷たいものではなかった。キッチュは蔑まれることもあるが、それらがもつ笑いには温かいものがある。あれらの建物が生起したのは、俗の人間に潜在する宗教的なふるまい、原初的な宗教感情と似たものによるものとおもえる。なにかを蒐集する心理のような、または、童心に似たようなものによる選択によって積み上げられたあの建物群は、彼らのなにかしらの理想によって築かれたのではないか。このような行為を突き動かすなにものかを切り捨てずにしたい。そして、農村の変貌を目の当たりにして、いまの中国の状況における農民の建設することの背後にある快活さを感じずにいられなかった。  

市街地に着くと、西湖に向かった。中国訪問の目的は杭州、西湖北岸の洞窟聖地を見に行くことであった。それら聖地は都市のなかの森のような場所に点在している。自動車やバイク、自転車の激しい往来などのまちの喧騒と隣り合っているが、その緑に覆われた地帯には、多種多様な植物や木々が生い茂り、生き物の声も聞こえる。内包しているものが全く異なる場所であるので森の園内には遊歩者が多い。そのなかにはいって歩いているとちらほらいろんな音が飛んでいた。聖地には似つかわしいとは思えない音楽と自然の音のなか、歩みを進めて、あるひらけたところにでたところ、電子機器で音楽を鳴らし、そのリズムのなかでおじさんおばさんが群がっておどっている。拳法、健康体操、いくつかのあつまりにわかれて身体をうごかしている。曲調の異なるものが混ざっているにもかかわらず、他を害することなく同居していて、それにあわせて動きの様相も全く異なっていた。  

洞窟聖地はそんな場所から少し奥のほうにあって自然により近い。そのうちいくつかの祭祀の場やその付近ではカードや麻雀を楽しんで、たむろしていた。儀式のときにも使われる机や椅子を利用して。聖なる場に遊びが程よくとけ込んでいた。  
聖地を把握する際、その周囲との関係で空間構造のうちに聖と俗の境界が浮かび上がり、峻烈な区分の線が現出し太く、そしてくっきりと引かれている。そして聖なる空間が中心で強大だ。しかし、祭祀の空間における信仰と卑俗な慣習の併存した光景を目の当たりにすると、切断による境目がうすくなり、分離した要素がたち消えていく。こんな消化作用を受けては、あちらとこちらではなく境界線上の裂け目のイメージの必要が確かになる。  

聖地を見に行ったなかで、聖と俗というもののつかめなさを目の当たりにし、それらについてかんがえる機会が多い旅だった。

M1 河原
2015年8月22日(土)
研究室プロジェクト 島原調査 

2015年度の島原調査は、地質に注目することによってこれまでとは異なる視点から都市を解読する新しい手法を試みました。
2007年からのプロジェクトの継続により、個々のエリアでの調査は研究室の成果として挙げられてきました。けれども、島原の都市全体を包括するような調査は行われていません。そこで今回の調査では、地質と水系、聖地に着目することで島原市街地とその周辺部を含めた大きな規模を調査対象とし、都市の全体性と都市の環境を含めた領域を明らかにすることを目的としました。

図1 旧島原藩薬草園からみた市街地

地質や水系のほかに、都市を把握するうえで聖地にも着目しました。島原大変といった自然災害に見舞われることが多い場所ですが、一方で、湧水のような自然の恩恵にも恵まれています。現在においても、湧水を容器に汲んで飲み水として利用したり、庭に水をひいて水上庭園として鑑賞したりすることが行われ、水と生活が深く結びついています。

図2 浜の川湧水

また、水と関連する場所は神社や寺がおかれ、水神が祀られることで聖地化されています。水を神聖なものとしてとらえ、物質的な面だけではなく、自然への畏怖や畏敬といった精神性も島原の都市の全体性や環境を含めた領域を形成するのに影響しているのではないかと考え、調査をしました。

図3 熊野神社

ちょうど山と都市の境目に位置する熊野神社。神社からの湧き水は水路によって武家屋敷へ供給される。

図4 猛島神社

陸と海の境目に位置する猛島神社。大変前の海岸線にプロットすると、陸繋島の入口にあたった。

今回の調査を通じ、島原の都市を形作るうえで、地質がその全体性や空間構造を強く規定していたことが事実として見えてきました。今後も継続して調査をしていきます。

地質などを読み込んだ調査内容は法政大学出版局の『水都学Ⅴ』へ掲載される予定です。


M1 加藤

2015年7月21日(火)
学部ゼミ合宿
更新が遅くなってしまいましたが、学部ゼミ合宿、論文中間発表について報告させていただきます。

今年は京都にて学部ゼミ合宿が開催されました。
4年生の発表テーマは下記の通りです。
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露木  空港ターミナル建築の変遷
西本  八王子の市街地化と心霊スポット
晝間  1950~60年代のレストラン建築のデザイン
川田  建築の儚き
岩本  地質から見た島原の都市形成
西田  2020年東京オリンピックによる影響
岡室  弘化勧進能絵巻の復元
茂木  外国人と都市の移り変わり
内藤  日本建築における雁行型建築と庭園の関係性

菅野  仮設住宅から見る住まいの変化

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4年生のみなさん、発表お疲れ様でした!
   
  
発表後のまちあるきは4年の内藤君の論文テーマに沿って庭園めぐりを行いました。
1日目 22日は天龍寺、知恩院、南禅寺、金地院
2日目 23日は本法寺、大徳寺大仙院、醍醐寺 
を先生と内藤君の解説を聞きながらまわりました。
障子や襖により切り取られた景が、座るべき視点場より眺めることで框景として成立しています。
昔は寺の来客者に対して、景をいかに見るかによって文化人としての器を量っていたと聞き、恐ろしく思いました。
下の写真のような松を舟にみたて、舟が波に乗り出す様などを表現するためにつくられた、庭園と建築の緻密な設計計画をそれぞれの庭園建築を通して感じることができ、また美しい景観に心を洗われながら、まちあるきができたと思います。

           

内藤君も発表の後のまちあるきで論文の内容を整理して見学ができ
良かったのではないでしょうか。
最終提出にむけて4年生は今回もらったアドバイスを参考に頑張ってほしいです!

M1 林
2015年6月11日(木)
佐渡調査

高村研・能研プロジェクトの一環で佐渡に能舞台の調査・視察に行って参りました。
能研班は野上記念法政大学能楽研究所と共同で弘化勧進能絵巻の復元を目標に研究を行っています。
今回は、能舞台の空間や寸法体系などを調査するため現在も数多く能舞台の残る佐渡に渡りました。

佐渡島へは新潟港からフェリーに乗り込みます。
新潟へ着いて、フェリーの出発時間には余裕があったので新津記念館へ見学にいきました。
新津記念館は石油で財を成した新潟出身の新津恒吉が外国人用迎賓館として建てた建築です。

       
出港の際、新潟コンベンションセンター・朱鷺メッセ/槙文彦や旧新潟税関庁舎などを見ることができる新潟港は、1度に2度おいしい体験ができるいい港とだなぁと思いました。
ちょっとしたトラブルもありましたが、フェリーに乗船中は天候に恵まれいい気分の船旅となりました。


今回の調査地、佐渡には独立した常設の能楽専用の舞台が島内に34棟もあり、現在も薪能などで能が演じられ、能の盛んな島と言えます。
また、単に佐渡の能舞台といっても建設年代や舞台の大きさ、所有なども違うため様々な能舞台を確認することができました。
     
滞在中、牛尾神社にて薪能の奉納があり、能舞台にて能が催される様を目にすることができました!
暗闇の中、能舞台だけが浮かび上がる様は昼間とは全く異なり、周辺から切り取られたように演能空間が展開されました。
夜の能を見るなかで、実際の演能の中で空間の使い方を見ることができ、いい刺激になりました。

佐渡から復路は直江津港へ渡り、村野藤吾の谷村美術館や城下町・高田、越後妻有アートトリエンナーレ関連の建築を見学しました。                      
全員無事に東京に戻り、調査は終了です。 
大変有意義な調査となりました。          
一緒に調査へ同行してくれた先生をはじめとしたみなさまありがとうございました!

感謝の図      
    平身低頭感謝感激です。


M2橋爪

2016年5月28日(木)
昭島プロジェクト
5月26日(火)に実施した、西川家別邸蔵のRCレントゲン調査が読売新聞に載りました。
高村先生、博士課程の金谷さん、私の3人で調査を行いましたが、高村研でもレントゲン調査を行うのは初めてのことでした。
西川家蔵は、いま、多摩地区の近年の急速な土地開発や生活様式の変化の影響で、正当な社会的評価を受ける間もなく多くの建築物が消滅していく状況にある中、東京多摩地区における明治以降の近代の工業化・産業化にあって、とりわけ中神地域が西川製糸を中心として発展してきたことを知るための、唯一残る貴重な歴史的建造物です。
今回の壁体のレントゲン撮影調査で、壁内には鉄筋が入っていることが確認され、多摩地域では鉄筋コンクリート造の建築物として、かなり早い時期に建てられたものであることがわかりました。


初めてのレントゲン調査で、器具なども初めて見るものばかりで、とても楽しく良い経験になりました。
引き続き調査の方を進めたいと思います。
M1 林
2015年5月23日(土)
ウォークラリー
4月に入学したばかりの1年生とともに、今年も導入ゼミでのウォークラリーが行われました。
1年生が研究室の雰囲気をつかむことができる導入ゼミは、他の講義よりも建築に生で触れることのできる機会が多く、1年生にとっては新鮮だと思います。

高村研究室のウォークラリーは今年は神楽坂にて開催しました。
調査でもよくお世話になっている近藤さんも参加して頂けたので、
高村班と近藤班の二組にわかれて神楽坂のまちを歩きました。


法政の田町校舎からほど近いのですが、意外にもはじめて神楽坂を訪れた1年生が多く、
白地図片手にルートを辿りながら、日仏学園の見学からスタート、神楽の坂・路地の雰囲気を満喫し、最後は新潮社倉庫のリノベーションla kagu見学で終わりました。


建築の解説に加え、神楽坂のグルメ情報も先生から教えてもらったので、皆さん神楽坂にとても詳しくなったことだと思います。
皆さん楽しい時間をありがとうございました!

M1 林

2015年4月7日(火)
お花見!ではなくボーリング

新学期です。毎年恒例、お花見の季節がやって来ました。
4月7日お花見ということは勿論、高村先生のお誕生日ですね!
しかし今年は代々木公園でお花見の予定でしたが、残念ながら天候が悪かったため
急遽ボーリング大会に変更になりました。

災害を呼ぶ男K君の影響でしょうか…?

 
桜の下でビールを飲みたかったですが、いざボーリング大会開催となれば本気の戦いです。
個人戦からチーム戦まで真剣に、楽しく、3ゲーム行いました。
先生の独壇場…と思いきや!4年の西本君が片手を負傷していながらも活躍し、良い勝負を繰り広げていました!好敵手の出現に先生も心なしか満足そうでした。

 
夜は先生のお誕生日のお祝いです!
ケーキを持った先生、良い笑顔ですね。誕生日が近いので勝見さんも一緒にお祝いしました。
お二人ともお誕生日おめでとうございました!

M1 林 千絢

2015年3月25日(水)
お引越し

本日は高村先生のお部屋のお引越しです!
フロアは2階で変わりませんが、廊下突き当りの角部屋に場所が移りました。
 

まずは本棚の文献をすべて出すところから…量が多いので大変です!
そのままの配置を維持するため、順番を変えずに文献を新しい部屋に運び出し。
しかしバケツリレー方式で思っていたよりスムーズに作業が進みました!高村研のチームワーク、良かったですね。
空になった本棚も運び出し、最後は本棚に順番通り文献を収めるだけ。
記憶係であった高道さんの記憶力が光りました。
見事元通り収まり、以前のお部屋よりも少し広くなってゼミも行いやすそうです。
皆さん今年のゼミも頑張りましょう!先生よろしくお願いします!

夜は新宿で四川料理を御馳走になりました!
辛いもの美味しいですね。
料理名は定かではないですが確か「ラム肉と生唐辛子炒め」の中の唐辛子が好きでした。
カリッとしていて美味しい辛さの唐辛子でした。

今年は四川の会を開催するそうなので、ぜひまた皆さんで食べに来たいですね。

4年 林 千絢

2015年3月24日(火)
追い出しコンパ

3/24学年末の高村研大イベント、追い出しコンパが今年も開催されました。
例年通り高村先生と卒業生は謝恩会後、お酒も程よく回り楽しい気分で追いコン会場へ。
卒業生の以外の方も0次会開催後に合流されて、賑やかな追い出しコンパが始まりました。


就職される卒業生とはこれから頻繁にゼミ室で会う機会も少なくなるので、いつもの飲み会と同様に楽しいながらも少し寂しくもあり、最近起こった出来事や今年のゼミのおもしろ可笑しい話など皆さん会話に花を咲かせていました。
 

今年は卒業生からだけではなく、全員がひとりひとり言葉を贈りました。
高村研に対する思いを伝える人、来年度への抱負を語る人、今年を振り返る人・・・様々でしたが卒業生の涙する姿や皆さんの真剣な姿に胸が熱くなりました。
続いて高村先生からも卒業生ひとりひとりに対して言葉が贈られました。
本当に自分たちの事をよく見て下さっている先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
それぞれが言葉を胸にさらなる成長に繋げることだと思います。

また今年は卒業生一同から先生には、レイコップと手作りアルバムとワインに合うポップコーンをプレゼントでしたが・・・喜んで下さったようで一安心。先生レイコップ持ってるかなあ~と一同心配しておりました。
感謝の気持ちとして4年からは先輩方みなさんにアルバムと粗品をお配りしました。
私たち4年の代は論文や設計などでも本当にお世話になりました!
3年生もプレゼントありがとうございました。大事に使わせて頂きます!
   
追い出しコンパを企画してくれた3年生、高村研の皆さん、楽しい会をありがとうございました!
高村研で良かったと思える一日でした。

卒業生の皆さん、これからもゼミ室に遊びに来てください。高村研一同お待ちしております!!

4年 林 千絢

2015年2月24日(火)
修論審査会

2月24日、修論審査会が行われました。

2014年度の修論はこちらです。
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 許 慧中  中国・揚州住宅の変容と継承  ―社会構造と都市空間の関係―
小笠原 佳奈 江戸・能舞台の復元 ―絵図と仕様書から読み解く演能空間―
松下 慧南  韓国の書院建築 ―儒教・風水思想と自然に基づく空間理念―
渡部 紀大  宗教都市・カトマンドゥにおける街区の構成原理 ―高密に連続する中庭と住居群―
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修士論文となると質疑応答では先生方からの指摘も鋭く、研究を詰めてないと太刀打ちできないなと来年に向けて身が引き締まる思いです。
    
先輩方、お疲れ様でした。
今年も修論審査会が終わり一年間早かったなぁとしみじみ思います。
1ヶ月後はもう卒業式です。

2015年1月31日(土)
卒業設計

1月末、大学生活の最後となる設計課題、卒業設計の提出がありました。
提出当日、メンテナンスカートリッジの交換が必要になったり、なかなか印刷が出なかったり、切り貼りしたり、田町校舎までの最短記録が出たりとドタバタでしたが全員提出することができました。

また、加藤君くん、河原くんの作品はファイナルに選出されました!
2人は講評会のため提出後もブラッシュアップを続け、提出後も発表の準備等大変だったと思います。
先生方から直接意見をもらえる講評会は貴重な機会だったのではないでしょうか。

本当に全員が提出出来てよかったと思うM1でした。
みんなおつかれ!

2014年12月22日(月)
新歓&忘年会

更新が滞っておりました…。
いつのまにやら年が変わり2ヶ月も前のこととなってしまいましたが、忘年会の記事です。

忘年会は昨年秋に高村研に加わった3年生の歓迎会も兼ねて開催しました!
11名の3年生が加わり、これからそれぞれが今後どのような研究を行うのでしょうか。乞うご期待!
そして3年生これからよろしくお願いします。
     
そんな宴ですが、時間が経つにつれ仕事終わりのOGOBの先輩方の参加も続々と増え、ちょっとしたOBOG会のようでした。
2014年を締めくくる節目の会となりました。
個人的には来年もとい今年は悔いのないよう修論に向けて全力で突っ走ります!

2014年12月21日(日)
秋の見学会@島原・長崎

今年の秋の見学会の舞台は長崎県!
そういえば去年の見学会も九州鹿児島で7月のゼミ合宿は大分だったような…
そんな魅力あふれる九州の
長崎市と以前、高村研究室で調査した島原市を訪れました。
以前の調査の際、刊行した島原の報告書
を基に勉強会をしたり、長崎の地図作業を行ったりと準備満タンで東京を飛び立ちました。
が、前日に熊本・阿蘇山の噴煙が起こり熊本経由組は飛行機欠航の危機…
始発で成田空港に行った我々は途方にくれ、成田空港をさまよいました。
それでもなんとか夜には島原に到着することができ、翌日から島原のまちあるきです。

報告書と地図を片手に漁師町、遊郭跡、漁師町、武家屋敷、江戸の商店街、明治の商店街などなど多面的な要素を持つ島原の街を1日かけて回りました。
かつて島原の遊郭であった場所は未だ遊郭建築の特徴をもつ建物が残っており、かつてここが遊興の街であったことが今も感じられます。
 
 
豊富な湧水の水源をもつ島原では湧水や井戸、湧水を利用した洗い場などが多く見うけられました。
街中には湧水とともに水神様が祀られています。まちあるきルート上にも多くの水神様が祀られていました。
めずらしい2階が洋風の造りの町家、水屋敷さんで名物かんざらしを食べて一休みしました。
なによりお庭の湧水の池がお見事で最高のロケーションでした。
  
その日のうちに長崎へ電車で移動し、みんなで夕食!
長崎といえば、、、ちゃんぽんとクジラですね。

普段は食べられないクジラに舌鼓をうち、見学会1日目を終えました。

長崎の見学はまず今井兼次の日本二十六聖人記念聖堂 聖フィリッポ教会、日本二十六聖人記念館から始まりました。
長崎駅から坂を上った先にそびえる双塔をもつ教会は迫力があります。
      
時間をかけすぎて、少しその後は長崎の起伏の富んだ地形を駆け足でまわることに、、
出島に少し立ち寄ったあと、唐人街に足を踏み入れました。
吉阪隆正設計の海星学園は、取り壊しが来年から始まるようでぎりぎりのタイミングで見学することが出来ました。
ご案内いただいた教頭先生ありがとうございました。
グラバー園にて日本の洋館の先駆けとなった洋館建築をぐるっと見て、長崎の見学会は幕を閉じました。


幹事さん見学会の準備をしてくれたみなさんおつかれさまでした。
あとは卒計提出までがんばっていきましょう!

                     
さくらのレンタルサーバー
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