活動日記2010年度                                  
2011年3月23日(水)
お知らせ
2010年度提出論文更新しました。
「論文」のページからアクセスしてください。
2011年2月23日(水)
2010年度修士論文発表会
本日、今年度の修士論文の発表会が執り行われました。
高村研究室の発表は以下の通りです。
寺島明 パリの現代都市整備 −理念と論理の変遷−
稲澤宏典 シンガポールにみるアジアの都市再生
排除から継承・多民族国家の文化的アイデンティティ
高道昌志 江戸東京のまち「外濠」
復元的考察から読み解く近代の空間・生活とその歴史性
川野好美 江ノ電沿線の空間構造に関する研究
コモンから読み解くまちの景観形成
田中聡恭 禅院方丈内の書院と庭園に関する考察
原島泰司 中国・寧波における住宅地の形成過程と住宅の空間構成
馬嶋理絵 上海里弄・旅社物語
中国商人とその建築(1918−1945)
提出者のみなさんはこれでとりあえずは卒業です。
お疲れ様でした。
2011年1月12日(水)
◆本年もどうぞよろしくお願いいたします◆
先日の1月9日に新宿歌舞伎町にて、高村研2011年新年会を行いました。
今回はゼミ生14名OB生5名、それに高村先生の計20名集まり、例年よりは小規模のようですが、なかなかの盛り上がりを見せました。
やっぱりタテのつながりっていいですね。
学生時代を共にしていないOBの先輩でも、結局は同じ研究室同士。話題は尽きぬほどにあります。そこに我らが高村先生が加われば、過去の伝説、奇談、失敗談…などなど高村研の波乱万丈なあゆみが見えてきます。いやー面白い。
そして、やっぱり新年会は大切ですね。
ただ集まってお酒を飲むということだけですが、なんだか改まって気持ちに区切りがつきます。
今年もついに始まったな!がんばるか!という感じになりませんか?

さて、こんな新年会からスタートした高村研究室。今年はどんな年になるのかとても楽しみです。

それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

修士1年 輪島         




2010年12月7日(火)
秋の見学会
高村研究室では、昨年より「冬のゼミ合宿」を「秋の見学会」という名前に変更しました。これは、日本各地へ都市・建築を見に行くということを目的に変更したからです。昨年は、先生の故郷である北海道でしたが、今年は、うどんで有名な四国の香川県。行く場所は、1年を通してなんとなく、徐々に決まっていきます。

以下は、今回見てきた建築のリストです。他にも高松・丸亀・坂出・琴平の街並みも見てきました。
・香川県庁舎/丹下健三 1958年
・香川県立体育館/丹下健三 1964年
・栗林公園
・イサムノグチ庭園美術館
・四国村
・坂出人工土地/大高正人 1967年
・坂出市郷土資料館 1919年
・香川県立丸亀高等学校武道館/大江宏 1973年
・丸亀市猪熊弦一郎現代美術館・丸亀市立図書館/谷口吉生 1991年
・旧金比羅大芝居(金丸座) 1835年
・物質試行47金刀比羅宮プロジェクト/鈴木了二 2004年

基本的にみんなで周ったのは、11月29日から12月1日までの3日間です。30日の夜には、高村先生の陣内研究室での後輩にあたる香川で活躍する建築家、林幸稔さんとの懇親会もありました。先生と林さんの建築にまつわる熱い議論は、刺激的な話が満載で、非常に勉強になったすばらしい機会でした。

最後に、幹事の小川くん、お疲れ様でした。いろいろとありがとうございました。

藤原








2010年11月10日(水)
江ノ電沿線の実測調査を行いました。
11月3日(水)、神奈川県鎌倉市の江ノ電沿線の実測調査を行いました。本調査はM2川野さんの、修士論文にむけての調査となります。以下に、川野さんの調査報告を掲載したいと思います。
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先日江ノ電沿線調査を行いました!!
今回の調査のメンバーは頼れる同期Hくん、優秀な後輩NくんとWさんです。

天気は快晴。朝9:30に江ノ電長谷駅に集合し、まずは、坂ノ下の調査から開始。昼食後、腰越の調査を行いました。昼食も夕食も腰越の海の幸を堪能。特に夜のお刺身盛り合わせ定食が本当に美味しかったです!!

今回の調査により、自分の庭の延長として沿線をお花で飾っているお家など、沿線に様々な形で生活空間の延長が出来上がり、魅力ある空間を図化することができました。今回の成果は、修士論文で発表したいと思います。

朝も早く、遠いとところ調査に参加してくれた3人には感謝しています。どうもありがとうございました。
                        川野好美
 
2010年10月29日(金)
お知らせ〜2010年度高村研希望者へ〜

今日のゼミ紹介に来ていただいた3年生、お疲れ様でした。
予告通り明日は4年生の論文発表です。
場所は田町校舎マルチメディアホール、高村研は第2セッションの10:15から行います。
ぜひ見に来てくださいね。勉強になるだけでなく、単純に題材として面白いものばかりです!

さて、来月7日に行われるゼミ面接のお知らせです。


■日時/11月7日(日)9:40〜 
 場所/T314 
 持参するもの/自分をアピールできる作品など自由に


それでは、次期高村研の皆さんにお会いできることを期待して、高村先生と一緒に面接官としてお待ちしています!
M1輪島

2010年10月28日(木)
東京プロジェクト報告書
高村研究室東京プロジェクトの報告書が完成いたしました。
本報告書は2009年度高村研究室の論文、常山真央「水辺と劇場 江戸名所図屏風に描かれた芝居町木挽町の復元的考察」(修士論文)、松浦由佳「江戸東京 だいこん河岸と豊玉河岸の近代化」(卒業論文)を、高村先生が加筆・修正し、まとめたものです。
かつての江戸東京の水辺空間がいかに魅力的であったかを描き出した意欲的な報告書となっています。
2010年9月14日(火)
夏の海外調査報告〜その3(フランス)
最後はフランス調査の紹介です。
これまでアジアを中心に調査を行ってきた高村研究室ですが、今年度は初めてヨーロッパはフランスのパリでの調査を行いました。
メンバーはM2田中、B4仲原、そして留学中でパリ在住のM4寺島さんです。
 
本研究は仲原さんの卒業論文に向けた現地調査で、パリに見られるパッサージュの形成とその空間を、都市史的に読み解く調査となります。
 
調査では、パッサージュの立面の実測、古文書館での文献・図版資料の検索を行いました。
特に古文書館では、寺島さんの力を借りて、貴重な資料を見つけることもできたようです。
 
本調査の成果は、今年度の卒業論文としてまとめられます。のこりわずか、ラストスパートで頑張ってください。
2010年9月14日(火)
夏の海外調査報告〜その2(中国)
今回は中国(上海、蘇州)で行われた調査の紹介です。
8月5日〜8月13日で行われた中国調査は5日〜9日が上海、9日〜12日が蘇州という日程で行われました。

まずは上海です。写真は上から2番目まで。参加メンバーはM2馬嶋、M1大熊、B4小川、寺田、それと研究生の江さん。
本調査は馬嶋さんの修士論文に向けた現地調査で、旅社と呼ばれる商人のための宿泊施設が密集する街区での実測調査を行いました。この街区の旅社は、江蘇省出身商人の専用のものであり、地域ごとの強い結束をしめし、このとき旅社はサロンのような社交場的な性質の持ち合わせているようです。
商都上海ならではの独自の空間が形成されています。
 
 
次は蘇州。メンバーは小川、寺田、江。写真は上から3番目から4番目です。
また、本調査は寺田さんの卒業論文に向けた現地調査となっています。
蘇州は東洋のヴェニスと呼ばれ、美しく歴史のある町として知られています。特に近年、蘇州では古い建物を修復・転用しながら、歴史都市の復権を目指し、都市再生が盛んに行われています。
本調査では、その都市再生の手法を現地調査から考察していきます。蘇州の既存の空間に対し、いかなる手法をもって建築・空間が再生されているのか、視点はそこにあります。
 
最後に、毎年そうですが今年の中国は飛びきり熱かったようです。最高気温は40度、上海市では屋外労働禁止例が出されるほど。。
みなさんほんとうにお疲れ様でした。
2010年9月14日(火)
夏の海外調査報告〜その1(ベトナム)
高村研究室では、毎年夏に海外での現地調査を行っています。
今年度の日程は下記の通りでした。

8月1日〜8月5日   ベトナム(ホーチミン)
8月5日〜8月13日   中国(上海、蘇州)
8月22日〜8月30日   フランス(パリ)

今回はベトナム(ホーチミン)で行われた調査の紹介をしたいと思います。
 
 

高村研のベトナム調査は今年で5年目を迎えます。今年度は現在ホーチミン市に留学中の雨宮くんの修士論文に向けた調査です。参加メンバーはM3雨宮、M!平田、藤原、B4越前の4名。

調査概要はホーチミンの都市形成を探るための住宅調査がメインとなります。急激な経済成長期を迎え、日々更新されていくホーチミンの町ですが、そんな中にもかつての姿を留める建築はまだ幾つか残されています。
そのような建築を対象に実測調査を行い、現在へつながる、ホーチミンのかつての姿に思いをはせます。

また、本調査の成果が論文としてまとまられるのは2011年度を予定しております。
2010年9月7日(火)
建築学会大会での研究発表

9月9日より3日間、富山大学を会場に日本建築学会大会学術講演会が開催されます。
本年度、高村研究室からは下記のメンバーが研究発表を行います。(●が発表者)
よろしくお願いいたします。

●飯塚 義博 
日本における初期の超高層ビルディング:旧横浜ドリームランドのホテルエンパイヤ

●高道 昌志 
近代東京の外濠周辺の居住空間に関する研究

●金谷 匡高、高村雅彦 
旧三井家拝島別邸(啓明学園)北泉寮)について

大山幸恵、●川野 好美、堀 雅宏 
日本の都市再生に関する基礎研究2-島原・湊新地の空間構造と遊郭建築

●中村 敏宏 
日本の都市再生に関する基礎研究1-海岸線の変遷から読み解く島原船津・漁師町の空間構造とコミュニティー形成

●藤原 玄明 
東京中野における戦後公的団地の空間史-環境緑化と生活変容の11のタイプ

●宮田 駿介 
日本の都市再生に関する基礎研究3-島原における近代商店街と町屋の変遷〜湧水が育む商店空間〜

●輪島 梢子 
近代数奇屋の住宅3例-スケッチ解読試論

2010年9月7日(火)
「研究」の更新

「研究」→「外濠」の内容更新しました。
今後も更新を続けますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

2010年8月10日(火)
島原報告会報告 part1
 先日お伝えしましたが、7月30日〜8月5日の日程で、九州旅行も兼ねた島原報告会に行ってきました。島原は、私が昨年、卒業論文の研究対象地として何度も訪れた地でしたが、今回はその調査の締めくくり。こみ上げる想いもひとしおです。
 初日、まずは熊本で1クッション。前乗り組の中村、宮田、田村谷は、熊本ラーメンでおなかを満たし、上益城郡山都町にある巨大建造物、通潤橋へと向かいました。途中、宮田が警察に捕まり、これまでか・・・と諦めかけましたが、なんとか到着。通潤橋は、人のためではなく水路のために作られた巨大石像橋でありアーチ橋自体の技術史上、また文化史上貴重な遺構ということで重文に指定されています。橋高21.43mで手すりもないため、上から見下げると股間が寒々としました。お父さん。


 通潤橋周辺の町歩きを終え、続いて一行は、県営保田窪第一団地へ。
熊本市街に建つ保田窪第一団地は、くまもとアートポリスの作品で、山本理顕が手掛けた公営集合住宅。
あまりに有名なので、詳細は割愛させて頂きますが、非常に感動しました。これほど洗濯物が似合う団地はないだろうなぁ、ここで鬼ごっこしたら盛り上がるだろうなぁ、幼少時代をここで過ごしていたらなぁ、と下らないことを考えました。


 そうしているうちに時刻は19時、後から来た4年生の駒井、3年生の奥富、三浦、山口と合流し7人で夕食へ。熊本での夜は、やはり馬刺しで決まりです。あの美味しさは・・・文章では伝えられません。皆さんも一度は熊本 郷土料理屋「大手門」へお越しください。

つづく

熊本 郷土料理屋「大手門」

T・N
2010年7月27日(火)
島原報告会

ついに、3年分の調査報告会が8月1日に、また、その内容を踏まえた島原町歩きを8月2日に開催します。ふるってご参加ください!と言いたいところですが、場所はいずれも長崎県島原市なので・・・

しかし、地元の方や御世話になった方に島原の建築や都市の歴史を知って頂きたいと思っています。

 
 
中村(M1)、宮田(M1)、大山(既卒)

2010年7月23日(金)
2010年度高村研OB会

 7月17日、10周年を迎えた高村研究室のOB会を開催しました。今年度は東京月島より屋形船に乗っての盛宴です。18時30分に出航、浴衣での参加者も多く華やかな雰囲気の中で宴会はスタートします。
 
 船は月島を離れ一路お台場を目指します。心地よい揺れが、ほろ酔い気分を引き立ててくれます。

  
 お台場に到着後、船はしばらく停泊、一同外に飛び出して東京の夜景を満喫。梅雨明けの空と風が心地よいです。
 
22時、月島に寄航。2時間少々の船旅でしたが、学生やOB・OGのみなさんにとって、素敵な思い出となったのではないでしょうか。
 
 また今年度は10周年の節目の年です。これからの10年のために、この素敵な会が続いていってくれることを願います。
 
 お忙しいところ参加していただいたOB・OGのみなさん、ほんとうにありがとうございました。
 
M.T


 

2010年7月17日(土)
2010年度ゼミ合宿

 7月12日、滋賀県近江高島は琵琶湖の畔の小さな旅館にて2010年度のゼミ合宿を行いました。内容は今年度卒業者のM3・M2と学部生の論文の中間発表です。午後1時から開始、修士の発表の後、学部の発表を行います。今年度の大まかな内容は下記の通りです。
  

M2・3

高道 外濠空間の変容に関する研究

稲澤 シンガポールの都市再生

田中 禅宗庭園

馬嶋 上海旅社物語

原島 寧波の都市形成

堀  大正期の未完都市構想に関する研究

川野 江ノ島電鉄と都市空間の変容に関する研究
 

学部

山崎  富士山の山小屋研究

田村谷 伊良湖集落に関する研究

小川  暗渠から読み解く東京の原風景

伊藤  人形町の空間について

越前  新橋西口広場の形成に関する研究

仲原  パリのパッサージュに関する研究

駒井  ジェフリー・バワーの建築についての研究

寺田  蘇州の都市再生

真野  台湾の都市再生
  

 例年以上に話し合いも盛り上がったように思います。順調な人も課題が見つかった人も、まだまだな人も時間はあります。焦らずにじっくり取り組んでいきましょう。

 ゼミの後は食事、今年はなぜかバーベキューということで、外で琵琶湖を眺めながらの宴会です。肉にテンションが上がるのは若者の宿命。おおいに食べて、たくさん飲みました。満足です。
 

 さて、毎年そうですが希望者で街歩きを行います。京都に行く人、滋賀を巡る人様々ですが、今回は坂本歩き班の紹介です。坂本は比叡山延暦寺の門前町として栄えた地で、比叡山で修行を終えた僧の隠居寺である里坊が、石垣に囲まれ多数存在しています。これは現在でも住居として利用されているので、内部は見学が出来ないのですが、その独特な町並みは伝統的建造物保存地区に指定されています。この坂本では主に日吉大社、日吉東照宮、慈眼堂、西教寺などを見学しました。途中雨に降られ、みなセクシーな雰囲気を漂わしていました。

最後に大津へ移動、園城寺で金堂、新羅善神堂の国宝しばりで見学。駅前のアルプラザで乾杯。ブラックバスを頂きました。味は、まあ、普通です。
 

以上2010年度のゼミ合宿でした。幹事さんご苦労様。発表したみんな、これで気が抜けないように、修士はあと半年、4年生はあと3月半、最後まで踏ん張りましょう。

M.T


 

 

 

 

 
2010年7月7日(水)
富士山山小屋調査
7/3(土)〜7/6(火)に4年生の山崎さんの卒論のテーマである富士山の山小屋調査に行ってきました。

普通なら泊まっても1泊という山小屋に、今回は調査が目的のため、3泊することになります。不安を抱えながら重い荷物を背負いいざ山小屋へ。

今回は、富士吉田口のルートを登り、7合目と8合目の7棟ずつ計14棟の山小屋を尋ねました。

山小屋では、過酷な自然条件なために、食料、水共に貴重で贅沢な生活はできません。もちろん、建築も同じで贅沢はできません。質素な作りの中に、過酷な自然条件に耐えうるための最大限の工夫がなされていました。

富士山の山小屋は、富士山という歴史的にも日本の象徴の山だったために起源は、ほとんど江戸以前にあるようでした。写真は江戸時代の絵図です。ぜひ、建築の視点から、山崎さんに富士山の山小屋をひもといて頂きたいですね。今後の卒論の展開が気になるところです。

本当に過酷な調査でしたが、得るものは非常に大きかったように思います。調査にご協力いただいた山小屋の方々、本当にありがとうございました。

T.F

 
2010年7月2日(金)
ゼミ合宿までもう少し〜2007年度の紹介〜

2010年度も気付けば7月。
高村研究室では毎年、この時期にゼミ合宿を行っています。
内容は今年度卒業者の論文の中間発表という位置づけです。

さて今年は滋賀県近江白浜にて開催されますが、毎年日本各地様々な場所を訪れてきました。
今回は過去のゼミ合宿の様子を少し紹介したいと思います。

2007年度のゼミ合宿は金沢を訪れました。
お昼ごろからゼミを開始、中盤からはお酒も導入され、熱い議論が行われました。
夜は香林坊に繰り出しての宴会、翌日は毎年恒例の街歩きを行います。

上から二番目の写真は尾山神社。
前田利家が祀られるこの神社の神門は、和とも洋ともあるいは中華風ともとれる不思議な様式をしています。
兼六園の成巽閣もそうであるように、金沢はやっぱりどこか外国の匂いがします。

加賀百万石として栄えた金沢には、軍都として栄えた近代のもう一つの顔があります。
また空襲を受けていないことからこれらの遺構が現在でも多く残されています。

上から三つ目の写真は石川近代文学館。
旧制第四高等学校の図書館として使われていた建築です。
もうひとつ、石川県立歴史博物館。
これは旧陸軍九師団の兵器庫として建てられたもので、重文に指定されています。
しかしながら前日に発表と、大量のお酒にやられた一同はかなりお疲れの様子。
重文のお庭で力尽きたようです。

この他にも21世紀美術館や東茶屋街などを巡ります。
ゼミ合宿では、その場所の歴史的、あるいは現代の建築に触れることも一つの目的です。
今回の近江白浜や滋賀周辺には見所が多いようです。
みなさん、素敵な出会いがあるといいですね。

ただ、本来の目的も忘れないようにね、各自精進しましょう。
                        M.T



 

 
2010年6月23日(水)
第1回青高杯

19日に明治大学の青井研究室とボーリング大会を行いました。
法明戦ですね!チーム戦では、高村研のチームが優勝することができました!
また個人成績では、我らが高村先生が優勝しました。
景品は、この後のサッカー応援に向けて日本代表のユニホームでした!
うらやましい♪♪
先生には、少しサイズが小さそう・・・笑

さて、運命の戦い日本×オランダ戦。
みんなでヴィラ高村こと小金井キャンパスの高村研究室へ移動し、お酒を飲みながら観戦。
青井先生と高村先生のサッカー評論が繰り広げられる中、日本はボーリング対決に負けない熱い戦いを見せてくれました。
結果は0−1で敗戦しましたが、試合後の一体感は今後の青高杯にプラスな材料ですね!!

次回は、建築学科らしく研究の話も少しできるといいですね!!
是非他のスポーツでも青高杯を開催したいですね。
青井研究室の皆様、遠いところ小金井キャンパスまで足をお運び頂きありがとうございました。

Y・K T・F






2010年5月25日(火)
島原の報告書出来ました

高村研究室では、2007年度より長崎県島原において、都市再生に向けた歴史調査を行ってきました。この度、3年間の功績をまとめた報告書が出来上がりましたのでお知らせします。

調査にご協力いただきました皆様、またあたたかく我々を受け入れて下さった島原の方々、ほんとうにありがとうございました。

また、高村研の島原調査は今後も継続する予定です。

内容は後ほどpdfで添付します。
「小伝→著書」 からチェックして下さい。

2010年5月13日(木)
藤原号出発

本日、M1の藤原くんより自転車が高村研に寄贈されました。ちょっとした移動に便利ですね。
僕は今日早速、国会図書館までの移動に活用させていただきました。所要20分(市ヶ谷〜議事堂前)。
ぜひ藤原くんにお礼を。

ゼミ室では、なにやら登山の計画中。
みなさん研究熱心です。
T.M

2010年5月11日(火)
新入生と一緒に木造建築の実測です


5月8日、快晴。
本日は法政大学建築学科が日頃お世話になっております、江戸東京建物園にて今年度の第2回目の導入ゼミを行いました。
導入ゼミとは簡単に言うと、新入生を対象に各研究室ごとでそれぞれのカラーを出しながら実践的に建築に関わってもらおうという企画です。
(詳しくはこちらを参考にhttp://www.edn.hosei.ac.jp/syllabus/sy_as_002.pdf)

さて高村研究室ですが、今年度は木造建築の実測を実地しました。
建物園内は器具を使っての実測が出来ないため、今回は野帳図面のみの作成です。
実際の建築に触れながら、そのスケールや空間を図面化するこの作業は、新入生にとってはかなり高度な作業です。が、その反面得られるものは多いはずです。
新入生のみなさん、ほんとうにお疲れ様でした。この体験は必ず建築生活において糧になります。

実測終了後は、建物園内を散策。
高村先生の身振り手振りを踏まえた見事なプレゼンテーションが炸裂、興味深い話に学生一同聞き入ってしまいました。

その後は旧ゼミ室にて麦酒で軽い打ち上げ。もちろん新入生はノンアルコール!
あいかわらず、やるときはやる、緩めるときは緩めるの精神です。

次回の導入ゼミでは、街中の建築を実際に器具を使って実測を行います。
新入生のみなさん、次回がいよいよ最後です。がんばりましょう!

T.M

2010年5月8日(土)
富山と建築を巡る小言 その1

 富山の大学には建築学科はありません。少なくとも、私が受験生だった2003年頃まではそうでした。しかし、今年度の日本建築学会大会は富山大学を会場に開催されます。これは富山で生まれ育った、自分としてはとても嬉しく思います。
 そんな富山が、今から160年以上前に、日本の建築界に大きな影響を及ぼすある人物を輩出しました。清水建設の創設者である清水喜助です。初代喜助は越中国婦負郡小羽村の出身で、これは私の実家のすぐ側の農村です。第一国立銀行で有名な二代目喜助は越中国礦波郡井波の出身で、ここは瑞泉寺などに代表される彫刻の町です。彼らは、夢をもって江戸、あるいは東京へと駆け出し、大きな成功を収めました。

2010年5月8日(土)
富山と建築を巡る小言 その2

 ここで一つの建物を紹介します。金岡邸は「越中富山の薬」で有名な薬種商の建物で、母屋部分が明治初期の商家、新屋部分が接客などに用いられた格式高い近代和風建築となっています。商家部分は、高山の町家のような二層吹き抜け構造で、梁・桁がむき出しの造りとなっており、しかし全体的には材が高山のものより細く、また棟高も低めに押さえられているため、繊細なイメージを受けます。新屋部分は、おそらく明治中期 後期頃のもので、敷地の奥側に向かって部屋が配置されています。折り上げ格天井を有する座敷は、形式張った格式の高い造りとなっています。

2010年5月7日(金)
富山と建築を巡る小言 その3

 この建築を建設したのが清水建設なのです。金岡家の歴代当主は、薬種商時代の資本を元に富山県の経済界に力強い足跡と多くの業績を残しており、清水喜助と何らかの関わりがあった可能性もなきにしもあらずではないでしょうか。富山を飛び出した一人の建築人が、故郷へと戻り尽力する姿はなかなか素敵です。また、当時の近代和風建築の一つの流れとして、このようなことがあったのならとても楽しくもなってきます。
 そんな喜助の故郷富山には、2005年度より建築学科が富山大学に設立されたようです。歴史を知る事は今の立ち位置を知る事、今後富山の建築や街がもっともっと良くなるように、密かに願う私です。
 また、この金岡邸ですがところどころが何となく、桑名の諸戸邸あるいは、啓明学園の和館に似ているような気がします。近代和風班の方、そこらへんのところ今度ちょっと話聞かせて下さい。それでは。
                                 T.M

2010年4月29日(木)
日記スタート

本日、高村研究室にスキャンと冷蔵庫・・もとい、「フィルム保管庫」が届きました。
みなさん有意義に保管しましょう。
市ヶ谷に引っ越して一月、ようやく研究室っぽくなってきました。4年生の卒論のテーマもぼちぼち決まり出だして、なかなか楽しくなってきましたね。
高村研究室@市ヶ谷の新たなスタートは切られたばかりです。この場所が有意義な場所になるよう、みんでゆっくりと自覚を持って歴史を刻んでいきましょ。
以上、一回目の日記でした。

2010年4月27日(火)
本日は

テストです。

高村研ホームページ再開しました。

HOSEI univ TAKAMURA.lab