活動日記2013年度                                  
2014年3月24日(月)
追いコン

3月24日、法政大学の卒業式が行われるこの日、今年度の高村研を締めくくるイベントである追い出しコンパが行われました。
修士7名、学部9名の計16名が2013年度の卒業生として送り出されました。
ドレスや着物、スーツを身にまとった晴れ着姿の卒業生がずらりと並ぶと圧巻です。
なんだか自然と背景に夜の街が思い浮かぶような気もします。
       
卒業生ひとりひとりからの言葉では、笑いあり涙ありでそれぞれの高村研への思い入れが語られ、胸が熱くなりました。
先輩方や同期と過ごしたこの1年間の出来事を思い出し、みんなが気軽に大郷ビルに集まることもなくなると寂しく感じます。
しんみりもした追いコンですがたくさん飲んで騒いで楽しい一日となりました!
素敵な会を開いてくれて3年生、フォローしてくださったM1の先輩方ありがとうございました!

卒業生から高村先生へ今までの感謝を込めて夏調査セットが送られました。
まばゆい白いシャツとアイランドスリッパは来年度の調査で大活躍間違いなしです。
ポスターカレンダーも先生の御部屋に飾っていただけるそうなので、嬉しい限りです。
高村先生、今年もご指導ありがとうございました。
   
卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。
ぜひこれからもゼミ室や行事等に遊びに来てくださるのをお待ちしてます!

2014年2月25日(火)
修論審査会

2月25日に修士論文の審査会が行われました。
論文タイトルは以下の通りです。

・駒井穂乃美 地形から読み解く熱海温泉の空間構造
・寺田佳織  上海における近代都市組織の継承 ―代謝する里弄建築―
・江晨    在日華僑が作る横浜中華街の地域特性
・泉泰葉   水の信仰都市バラーナシ ―ガート、寺院、王宮が織りなすまち―
・奥富小夏  江戸東京の岡場所 ―都市の文脈に潜む悪所の系譜―
・蔦川亜美  水辺から読むシンガポールの都市形成 ―植民都市から港湾都市へ―
・山口みなみ 水都・米子の空間構造 ―旧加茂川と町家から読む―

私が今年執筆した学部論文と比較すると研究内容はもちろんのこと、発表のレベルの高さを感じました。
まさに今までに積み上げた研究の集大成といった発表内容でした。
先輩方、論文提出おつかれさまでした

          

2014年1月15日(水)
忘年会&新年会
今年度も年末年始に忘年会、新年会を行いました。

忘年会は12月24日、4年生の卒業設計の中間発表のあとに行いました。
中間発表はもっと進めていかなければならないと感じられる内容の人も多く、年明けにはもっと内容の詰まった発表が聞けたらと思います。
発表の後は皆で池袋に移動。クリスマスのイルミネーションの中、居酒屋を目指して行きました。
年忘れという事でご飯にお酒におおいに楽しんで、盛り上がりました!

そして新年会は1月7日に市ヶ谷で行いました。
新年会は新ゼミ生の3年生が多く参加してくれました。
卒業設計や就活、研究などそれぞれいろいろあると思いますが、新年会を通して気持ちも新たに、そして今年も元気に過ごすためのスタートになったと思います。

今年もどうぞよろしくお願い致します♪
2014年1月15日(水)
秋の見学会in鹿児島
1カ月ほど前になりますが、今年の秋の見学会の報告です。

今年の秋の見学会は12月17日から19日の日程で鹿児島に行きました!
いま4年生の卒業設計をご指導頂いている赤松先生と一緒に、そして新ゼミ生の3年生も一人参加してくれました。

今年の見学会を鹿児島にしたのは、東京より南だからあったかいだろうという理由もありました。
しかし・・・鹿児島はとっても寒かったです。南国のはずなのに・・・
見学会の3日間とも雨が降ったりやんだり、悪天候にみまわれました。
思い返せば、去年の米子も一昨年の北海道も見学会で天気が良かったことはなかったような・・
なぜでしょう・・・・。

さて、見学会の1日目は鹿児島中央駅から少し離れた異人館や集成館などを見て回りました。
中でも集成館の石造のアーチがとても印象的でした。
天気が悪かったので仙巌園から見えるはずの桜島も雲隠れしてい、残念です。
ホテルに戻ってからは卒業設計のゼミを行いました。
全員パワーポイントも作って発表し、設計を一度振り返る良い機会になったと思います。
赤松先生ありがとうございました!
           

2日目は知覧の武家屋敷と特攻平和祈念館に行きました。
出発の際にいろいろとアクシデントもありましたが、無事出発できました。
武家屋敷群の道は以前別の武家屋敷街で見られた道と似ている点もあり、武家地を改めて体感的にとらえる機会になりました。

そして3日目は鹿児島市内の見学をしました。
鹿児島市内は近代以降の建築が点々と残っています。鹿児島ならではの石を用いた建築、公共施設・銀行などを見て回りました。
建築ではないですが、アーケードのスケールの大きさ、特に大通りを挟んで見るアーケードは印象的でした。
           

もちろん、美味しいものもいっぱい食べました!
黒豚のしゃぶしゃぶ、鳥さし、焼酎などなど、本当に美味しかったです!
見学会は勉強にも、そしていいリフレッシュにもなったと思うので、4年生卒計頑張ろう!!
2013年11月26日(火)
卒業論文ファイナル
先日まで研究室では卒業論文の提出や審査会に向けて4年生が頑張っていました!

今年度は例年より提出が1週間ほど早く、10月18日に提出。
その分、26日の審査会まで1週間も準備期間があり、去年3日で発表の準備をした身にとってはうらやましいような、でも提出が早くてうらやましくないような・・・

さて、今年度の論文タイトルは以下の通りです。
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相田 俊 都市と用水―二ヶ領用水から見るまちの形成―
大矢 史織 舞台人からみた劇場建築―演劇の2大巨匠、蜷川幸雄と野田秀樹が求めた空間―
勝見 太貴 米子の町家研究―地縁から読み解く空間構造―
鈴木 一星 文学における場の形成―村上春樹のノルウェイの森から―
轟 昂洋 浅草の塔―都市に表れる象徴性―
野中 百合香 空間の演出と演技―ジャニーズのコンサートから―
橋爪 満帆 軍都金沢―城下町の近代化―
濱萩 翔平 本牧に生成されたアメリカ
柳井 まり香 路面電車と都市形成―大東京の幕開け―

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多種多様な研究の中から建築研究賞発表会に轟くんが選出されました!
そして今年も高村研伝統の研究賞発表会での仮装!!
審査会終了後から研究賞の発表に向けて発表の準備はもちろん、衣装の準備が始まりました。
試行錯誤した結果、今年の仮装はこんな感じになりました!

   

論文で扱った塔に扮して会場に浅草の塔の世界観を表現!
もちろん轟くんも過去にあった塔を演じています。

          

4年生のみなさん、論文執筆から、審査会、発表会とお疲れ様でした!
2013年10月22日(火)
ネパール調査
9/23〜10/6の間にインドのベナレス、ネパールのカトマンドゥに行ってきましたので報告です!

ベナレスは6月の実測調査で訪れたばかりでしたが、前回は乾季でとても暑く、ベナレスの聖なる川、ガンジス河沿岸の階段(ガート)も水が引いていたため歩くことが出来ました。
今回は雨期の直後ということで何メートルも川の水位が上がっていて全く違う光景が広がっているのだろうと大いに期待して行きました。

しかし!

実際行ってみると既にかなり引いてしまっていてちょっとがっかり。。
でも乾季の頃通れたガートが水位が高くて通れなかったり、川幅が圧倒的に広くベナレスのの違う顔が見れたので再訪したかいがあったかな?
実測調査の時とは違いじっくりと色んなガートやバザールを見てまわれたのもよかったです!
        

さて、ネパール。

自分にとっては学部生の時の調査以来、約1年ぶり2回目でした。
今回は自分の研究の方向性を決める、資料探しという目的を持って訪れました。

空港を降り立つとなつかしい独特の臭い、ホコリっぽさ、鳴り止まぬクラクション・・
また戻ってきた・・!
         

入国から数日後、サバティカル中の高村先生と現地で集合し、共に数日間に渡りじっくりとネパールの首都であるカトマンドゥの都市のジェネラル・サーベイを行いました。

カトマンドゥの都市は、4階建て以上の建築が取り囲む形で中庭を形成し、それが連なる形で宗教施設と関連しながら街区が展開していきます。その建築も寺院らしきもの、赤れんが造の伝統的なもの、RCの近代的なものと混在しとても複雑です。
一年前に訪れた時とは違った視点で見て回るカトマンドゥの都市は新たな発見がありすぎて、去年、訪れた時の都市の読み込みの甘さを実感しました。もっと研究しなければ。
         
調査につきあって頂いた高村先生、ありがとうございました。
後輩のみなさま、来年もこの都市の調査を続けて行くつもりなので興味ある方はぜひ!

M1渡部
2013年10月9日(水)
2013年度 日本建築学会 北海道大会
更新が遅れてしまいましたが、北海道大学で行われた日本建築学会大会の報告です!

今年の大会ではM1、2名の発表、そして昨年度卒業生の藤原さんが受賞された日本建築学会優秀修士論文賞の授賞式がありました!

藤原さんの授賞式とM1渡部の発表時間がかぶったため、研究室内ではどちらを見に行くか話題になっていました。
結果、研究室内で自然と半分に分かれての参加となりました。
藤原さんの授賞式を見に行けませんでしたが、改めまして受賞おめでとうございます!!
                  

一方、別会場ではM1(小笠原・渡部)の発表がありました。
学内以外での発表は2人とも初めてです。小笠原は緊張していましたが、かたや余裕な渡部くん・・・。
こういった多くの方々に研究を見て頂く機会はなかなかないですし、今回発表できたことはとても良い経験でした。
また様々な方々の発表を聞いて内容に関しても、研究の見せ方も勉強になることがとても多かったです。
今回の発表を生かして、今後の研究につなげていたらなと思いました。

学会での発表後は先生の幼馴染の方の焼き鳥屋さんで明治大の青井研と合同で大人数でわいわいと打ち上げを行いました♪
焼き鳥がとてもおいしく、気さくなご主人と奥様にはお世話になりました。
また、青井研のみなさんとは研究の話や、研究室の事、世間話などなど大いに盛り上がりました!
またこういった機会が設けられるといいなと思います。
みなさま、ありがとうございました!!
              

大会後は各々北海道を満喫して、まだまだ暑い東京へと帰っていきました。
以上、高村研の夏の活動報告でした!

M1小笠原
2013年9月18日(水)
夏調査B 上海調査
夏の調査報告・第3弾!!! M3の寺田さんからのご報告です。

9月6日から13日の8日間、上海調査に行ってきました。

今回調査に参加してくれたのは、M2許さん、M1小笠原さん、B4橋爪さん。そして、上海にある同済大学で建築、都市計画を学ぶM2の付毓さんも協力してくれました。女性ばかりのメンバーの中に、スペシャルサポーターとして高村先生を迎えて調査は始まりました。
         
調査対象となるのは、上海における近代都市住宅『里弄』です。高村研としては、2009年から里弄の調査を行っており、これまでにも二人の先輩が修士論文として研究成果を残されてきました。そこでは、近代街区の形成にともなう里弄の形成や変容を追い、また当時の使われ方を復元的に考察していくことで里弄建築のもつ多様性や適応力を示してきました。
馬嶋理絵『上海里弄・旅社物語 中国商人とその建築(1918ー1945)』
大熊優里香『商都上海における近代街区の形成過程と建築類型 ?上海最古の繁華街:福州路新建小区の初期里弄建築群を例に?』
その上で私は、里弄が開発されてから現代に至るまでの変容過程を追うことで、都市において近代都市住宅がどのように継承されてきたかを探っていきたいと考えています。
その調査地となったのは、上海随一の繁華街として知られる南京路のすぐ裏側に位置する里弄です。
  
その内部には、観光客が行き交うにぎやかな表通りからは想像できない、落ち着いた住空間が広がっています。路地には、椅子に座って日向ぼっこをする老人や駆け回る子供たちなど、常に生活者の姿であふれています。そこには、決して排他的な雰囲気はなく、私達外国人が里弄の中に入っていっても、当たり前のようにあいさつをし、声をかけてくれます。そんな住民の方々の協力もあり、5日間にわたる実測調査は順調に進んでいきました。
 
今回、実測調査を通して最も印象に残ったことは、増改築のダイナミックさです!
里弄の中庭部分に蓋をするように、家が一軒増築されていたり、もともとの2層分が3層に変わっていたりと、里弄建築のもつ強い生命力のようなものを感じました。
  
調査最終日には、実測調査を終えたご褒美として上海で一番おいしい“小龍包”を食べ、“高村先生ガイドによる豫園見学”で中国庭園の見方を学び、午後は茶館で中国茶を飲みながら中国ライフを満喫できました♪
 
難解な断面に頭を悩ませながらも、見事に図面を完成させてくれたメンバーのみんな、住民の方々へのヒアリングで貴重な情報を聞き出してくれた付毓、いつも適確にアドバイスを下さった高村先生、ありがとうございました!

M3 寺田



















 






2013年9月17日(火)
夏調査A 鳥取県米子調査
調査報告・第2弾!! M2の山口さんからのご報告です。

8月1〜7日の1週間、今年の国内水都調査は鳥取県米子市を調査してきました!
メンバーはM2山口をはじめ、M1小笠原、B4勝見、濱萩、そしてD2の高道さんと金谷さんの6人です。

今年は例年にない程の集中豪雨が続いていたため、川の水位が上がり、遊歩道が隠れてまるでかつての水辺空間が再現されたような景色。
素敵!
でもこのままだと高さ棒で調査できない……!!

と、はらはらしましたが、なんとか無事に調査を達成してきました。

調査後半からは先生も加わり、私は初めて棟札を取る瞬間を目撃しました。高村研には歴代モンキーがいるらしいです。来年は誰が金谷さんの後継者になるのでしょうか…。
   

そんなこんなで、7日間で計10軒のお家にお邪魔させていただくことができました。
調査をスムーズに行うことができたのは、米子高専の金澤先生をはじめ、米子のみなさんのおかげです。本当に米子の皆さんはあたたかくて優しい人ばかりでした。ありがとうございました。
        

初日からメンバーが熱中症?になりかけたり、予想外の「鰻の寝床」空間に苦戦したり…色々ありました。
それでも、日に日に後輩の野帖のスピードや精度が上がるのを間近で見る事ができたのは、すごく貴重な時間を共に過ごしているのだなと感慨深かったです。
私の指示が至らないことばかりでしたが、本当に暑いなか、文句を言わずにみんなよく頑張ってくれました。
今回の調査はとても私ひとりでは実現できませんでした。多くの方々に手を差し伸べていただき、そのなかで各々濃い1週間を過ごすことができたのではないでしょうか。

調査についてきてくれた皆さんは本当にお疲れさまでした。
最後になりますが、忙しいなか調査に来ていただいた先生、ありがとうございました。

M2 ヤマグチ
2013年9月17日(火)
夏調査@ Singapore
長いようで短い夏休みがあけ、新学期が始まりました。
高村研の夏休みはというと、今年度も各地で調査をしてきました!
では、調査報告・第1弾です! M2の蔦川さんからのご報告です。

M2蔦川です。
7月下旬、修士論文における調査のためシンガポールを訪れました。
初めての一人旅、しかも海外ということで不安と緊張が入り混じる中での出発でした。

調査対象は『水辺の都市構成』という事で、現地では主に資料収集と水辺の街歩きを行い
ました。

シンガポールに着き、まず大変だったのはバスでの移動です。
シンガポールでは主な交通手段にバスを利用するため、ひとつの停留所に10種類ものバス
が停まります。その中から、目的地へ行くバスを探さなくてはいけません。
バスに乗った後も、次の停留所の案内がないので常に地図と外の風景を見比べながら、降
りる場所を探しました。
ようやくたどり着いた国立シンガポール大学で、シンガポールに滞在中である関西大学の
木下光先生とお会いし、大学図書館での資料探しをしました。
敷地内の移動にバスを使う程、広大なこの大学の図書館ではシンガポールの歴史や都市に
関する本を集めたフロアが存在し、有意義な時間を過ごすことができました。

夜はシンガポール独特のホーカーズ・センターという場所を訪れました。ホーカーズはさ
まざまな料理を提供する屋台が一つ屋根の下にひしめき合って立ち並び、日本のお祭りの
ような活気が溢れる場所です。そのたくさんの屋台の中から迷いに迷って選んだ料理は、
どれもシンガポールの蒸し暑い気候にぴったりですごく美味しかったです。
また隠れたシンガポール名物?として、木下先生おすすめのアボガドミルクジュースは、初
め抵抗があったものの飲んでみると濃厚で美味しく、自宅でも真似て作ってみる程気に入
りました!
   
翌日からは、本当に一人きりの旅が始まりました。
会話をしないで過ごすという事が嫌だったので、資料館でのツアーに参加したり、現地の
人に話しかけたりして、楽しみながら水辺の待ち歩きをしました。

シンガポールは元々の国土が非常に狭かったため、埋め立てにより土地を広げ都市を形成
してきました。その絶えず変わる海岸線に注目し、今回の研究を進めています。
過去の海岸線を辿ってみると、都市が成長する中で新たに必要となった機能(市場、線路
、オフィスなど)を順次創っていくという段階を追った計画である事が見てわかります。
約200年という短い期間で都市が造られていったシンガポールでは、より効率的にその機能
を付け足していったのではないかと考えられます。
   
   
一週間弱という短い期間でしたが、シンガポールの文明に触れシンガポールの空気を感じ
た貴重な経験でした。この調査を元に今後もさらに研究を深めていきたいと思います。
2013年8月21日(水)
歓送会+お帰り会の開催
8月20日、東京市ヶ谷にて高村雅彦教授+真野洋平(修士2年)の歓送会、
並びに寺田佳織(修士3年)の留学お帰り会を開催しました。

      

寺田佳織は1年間の上海留学を終えて7月に帰国、
真野洋平は9月からエチオピアのアディスアベバ大学へ2年間の留学へ出発、
そして高村教授は9月からサバティカル(長期研究休暇)のため上海へと出発します。

歓送会では、寺田さんから留学で得られた成果の報告、
また真野さんかは留学するにあたっての意気込み、
高村教授からは研究にあたっての「胆力」の重要性についての挨拶がありました。

高村教授が帰国するまでの期間は、
東京大学特任研究員の赤松加寿江先生が着任され、
学部生ゼミおよび大学院の授業を担当されます。
  
 
2013年7月27日(土)
2013年度 学部ゼミ合宿
7月21日から卒業論文の中間発表も兼ねて、ゼミ合宿に行ってきました。
瀬戸内海の島めぐりがしたい!ということで今年のゼミ合宿は、四国愛媛県の今治市にて行いました。
         
4年生は21日の朝、羽田から飛行機で飛び立ち、その日のお昼から宿で卒業論文の中間発表をしました。
今年度の4年生の論文テーマはこちらです。
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相田  二ヶ領用水による川崎市の骨格形成
野中  ジャニーズのコンサートの魅力
橋爪  軍都金沢の都市空間の変遷
大矢  舞台をつくる人からみた劇場建築 −演劇の2大巨匠、蜷川幸雄と野田秀樹が求めた空間−
勝見  清水港、巴川河口から読み取る −漁師町の空間とコミュニティ形成ー
濱萩  アメリカが継承された本牧
柳井  東京の路面電車の配線
轟   浅草の塔
鈴木  村上春樹の空間

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発表には、M1の先輩方、高村先生、また後期から卒業設計でお世話になる赤松先生にも参加していただきました。
発表の相談などM2の先輩方にもお世話になり、スムーズに発表をすることができました!

翌日の22日から2日間まちあるきを行いました。

まちあるき1日目は、待望の島めぐりです。
ホテルの目の前の今治港からフェリーで出発!
豊島の小野浦集落、大崎下島の御手洗、大崎上島の木江など今も残る古い街並みを見学しました。
天気にも恵まれ船の上はとても気持ち良く外でのビールは美味いの一言でした!
           
2日目は、丹下健三の出身地である今治で丹下作品を見学しました。
その後、松山に戻り、松山城や日本で3番目に古い愛媛県庁など見学し、ゼミ合宿のまちあるきは終了となりました。

           
B4 橋爪
2013年7月22日(月)
藤原さん2013年日本建築学会優秀修士論文賞、受賞!!
今年3月に修士課程を卒業された藤原玄明さんが2013年日本建築学会「優秀修士論文賞」を受賞されました!
論文のタイトルは以下の通りです。
長屋の近代都市大阪−模索する都市計画から「近代長屋」の成立へ−

藤原さん、おめでとうございます!
授賞式の様子は後日レポートします。
2013年7月18日(木)
早稲田中川研究室交流会
7月16日、去年に引き続き早稲田大学、中川武先生の建築史研究室と高村研究室との合同懇親会が、新大久保の韓国料理屋にて行われました。
年に1回の合同懇親会とあって、急なお誘いにも関わらず学部の4年生から博士課程、OGの方まで総勢30人弱もの方々が集まってくださいました。
同じ歴史系の中川研究室ではありますが、雰囲気や調査活動など高村研と違った面も多く、中川研の方々とのお話はとても楽しく、またよい刺激となりました。個人的にはもっともっと話したいなぁと思っていたのですが、あっという間に楽しい時間は過ぎてしまいました。

他大の方々と交流できる貴重な機会なので来年、再来年と引き継いでいきたいと思います!
お忙しい中、参加して頂いた中川先生、中川研の方々ありがとうございました!
          

M1 渡部
2013年7月1日(月)
2013年度OBOG会
今年は例年より少し早いですが、6月29日にOBOG会が新宿にて行われました!
お忙しいところ、多くのOBOGの方々に参加して頂きました。
美味しいお酒や料理をいただきつつ、各テーブルでそれぞれ盛り上がりを見せていました。
過去の研究室での出来事や近況報告などなど、話は尽きること無く1次会、2次会へと続いていきました。

高村研という縁でいろんな先輩方とお話しできとても楽しかったですし、また改めて研究室の歴史と奥深さを感じる一日でした。
集まって頂いたOBOGのみなさん、在校生のみなさん、そして高村先生ありがとうございました!
          
2013年6月12日(水)
Varanasi(インド)調査報告
昨年に引き続き、Varanasi調査に行って参りました。
           
今回のメンバーは、高村先生、M1の松下、渡部、学部4年の轟そしてM2泉の5人です。
学部論文からさらに調査対象を絞り、ガンジス河沿岸の階段(ガート)と王宮、寺院を実測しました。

雨季だと、ガンジス河の水位が上がってしまい実測が困難ということで、6月の調査ということになりました。
Varanasiは雨季の前が1年の中で最も暑い時期なので、それなりの覚悟はしていたつもりなのですが、インドの暑さは想像以上に過酷でした。
その暑さにやられたのか、渡部、泉を筆頭にほぼ全員がお腹を下すという事態になってしまいました。
泉にいたっては4度目のインドで初めて、どうしようもない腹痛に襲われました。
私は大丈夫だ!と自信をもっていたのですが。
        
調査中にベナレス・ヒンドゥー大学地理学教授のラナ・シン先生にお会いすることができ、Varanasiの地理、建築、歴史についての貴重なお話を伺うことができました。
やさしい笑顔とユーモアであふれた素敵な先生でした。
ラナ・シン先生、ありがとうございました。
  
Varanasiでの調査後、高村先生、松下、轟、泉の4人はコルカタ(カルカッタ)へと向かいました。
壮大な近代建築に圧倒され、インドであることを忘れてしまいそうでした。
植民都市にかける支配国イギリスの理想を垣間見ることができたと思います。

最後になりましたが、過酷な状況にも関わらず、文句も言わず、調査をやりきってくれたメンバーには感謝してもしきれません。
どんな状況でも耐え抜く力は確実に養われたと思います。
松下さん、渡部くん、轟くん、そして、高村先生、お疲れ様でした。


M2 泉
2013年5月21日(火)
2013年度院ゼミ合宿+アジアの都市住宅研究会

M2の蔦川さんから2013年度の院ゼミ合宿の報告です。

5月20、21日に、熱海にて院ゼミ合宿を行いました。
今年の発表者は、5名。内容は以下の通りです。


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駒井穂乃美 絵図から読み解く熱海温泉
泉泰葉   宗教都市Varanasi 〜ガートと王宮、寺院による水辺の構成〜
奥富小夏  岡場所からみる江戸東京の都市空間
蔦川亜美  水辺からよむシンガポールの都市形成
山口みなみ 鳥取県米子市の水辺空間から読み解く都市変遷

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皆の発表を改めてしっかりと聞く事ができ、大変勉強になりました。
反省点もありますが、自分自身の方向性を見極め、今後さらに研究を深めていきたいと思います。

     

二日目には熱海の街歩きをしました。コンパクトに都市構造をみることができる熱海の街歩きは、すごく勉強になりました。
そして、その後の海辺での飲み会は早くも夏の訪れを感じる事ができ最高の気分でした。

修論はこれからが本番です!ますます気合を入れて、頑張りましょう!

2013年5月15日(水)
更新情報

著書ページ、成員ページ、論文ページを更新しました!
著書は、小伝→著書でご覧いただけます。

2013年4月4日(木)
お花見
今年も花見の季節がやってきました!
しかし!今年は桜の開花がとても早くお花見は難しそうだということで、ぽかぽかの天気の中お台場でピクニックを行いました。
偶然にも桜はまだ咲いており、散りゆく桜の美しさに見とれながらのお花見です。
研究室の人数が二十数名ということもあり、高村研史上もっとも参加人数の少ないお花見でしたが、天気の良さは一番とのことでした。


お花見の後は引き続きお台場ハウスで宴会です。先生には美味しいパスタを作っていただきました。
4月といえば、ぞう!高村先生のお誕生日です!
今回やらないでいつやる?いまでしょっ!
ということでサプライズで先生のお誕生日をお祝いしました。許さんもお誕生日が近いということで先生と許さんのお誕生会の開催です!
お祝いをしていると4年生の勝見くんの誕生日も近いということが発覚!急きょ、先生、許さん、勝見くんのお誕生会となりました。

お祝い事はいつでもうれしいものですね!みなさま、お誕生日おめでとうございます!

    

そして、この日に高村先生から発表された今年の研究室のテーマは・・・
「Enjoy!!高村研!!」
何事においても今年度は楽しむ心を忘れずに取りくみましょう!
新年度もどうぞよろしくお願いします!!

M1小笠原