高村 雅彦

都市史・建築史家 博士(工学)
法政大学デザイン工学教授
1964年生まれ
法政大学工学部建築学科卒業
同工学研究科修士課程修了
1996年同博士課程修了・学位取得
1989~91年上海同済大学建築与城市規劃学院中国政府給費留学生
1993~95年日本学術振興会特別研究員
1996年東京テクニカルカレッジ講師
2000年法政大学工学部建築学科専任講師
同助教授を経て2008年より現職
前田工学賞(1999年)、建築史学会賞(2000年)受賞
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いま、アジアの都市と建築を考える


21世紀はアジアの時代と言われています。
都市や建築でも、これまでのように西欧近代だけを典型的なモデルとするだけでは、もはや新たな世界を創造することができません。この研究室では、中国、香港、マカオ、台湾、ベトナム、タイ、 ラオス、インドネシアなど、アジアのさまざまな地域の都市と建築をフィールド調査し、そこに蓄積された空間形成のメカニズムとデザインの伝播過程、そして人々の暮らしとの関係を歴史的な視点から考えています。同時に、東京を中心とする日本の近世から近代への都市空間の変容について調査研究しています。
これらの調査研究は、21世紀の日本のまちづくりや建築の再生をいかに創造性豊かに実現していくか、そのベースとなる重要な作業なのです。